あらすじ

異世界RPGの序盤街ラウムに転移したユキマサは、勇者の近くこそ最も危ないと知っていた。  勇者が前線で勝てば勝つほど、人も物も王都と封印線へ吸われ、地方の補給、護衛、避難、再編成の現場は先に薄くなる。  剣は下手、魔法も使えない。  それでも彼には、崩れかけた現場で「何を捨て、何を守るか」を見極める目があった。  討伐ではなく護衛。  殲滅ではなく退避。  勝利そのものではなく、その勝利が届くまでの町と導線を持たせること。  これは、勇者と一度も話さなかった男が、送り出した仲間たちとともに、魔王討伐の土台を支える物語。

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カクヨム
カクヨム2026/03/29
  • 現在の作品勇者の勝利の外側で ――勇者と一度も話さなかった俺は、送り出した仲間たちと魔王討伐の土台を作っていた