あらすじ
元婚約者の王子×発情期が来ないオメガ
<あらすじ>
飲食店の店員をしているルシアンは、ある日男に襲われていたところを青年に助けられる。ルシアンを助けたのはリオと名乗る青年だったが、彼が元婚約者レナードの変装であることを前世の記憶で知っていた。
ルシアンは一年前に前世の記憶を思い出し、自分がいるのが前世で読んだ小説の中だと気づく。小説の中で、婚約者の第二王子レナードは主人公と運命の恋に落ち、発情期のないオメガであるルシアンは婚約破棄され、好色な男に嫁がされたあげく、殺されてしまう。死を回避するためレナードに別れを告げ、変装して「平民のハル」として別の街で暮らしていたのだが、レナードに未練を感じていたルシアンは再会したレナードを自分が働く飲食店に誘ってしまう。
レナードは変装した姿でルシアンの働く店に通うようになり、ふたりは関係を深めていく。しかし、デートの帰りにレナードから渡されたのは、オメガが番にされるのを防ぐためのネックレスだった。ルシアンが自分の正体を打ち明けようと決意した矢先、ルシアンは襲われた男から強制的に発情期を起こす薬を飲まされてしまい……
<コンテスト用あらすじ>※ネタバレ注意
ルシアンはある日男に襲われていたところを青年に助けられる。ルシアンを助けたのはリオと名乗る青年で、彼が元婚約者レナードの変装だと知っていた。ルシアンは一年前に前世の記憶を思い出し、自分がいるのが前世で読んだ小説の中だと気づく。小説で第二王子レナードは主人公と運命の恋に落ち、発情期のないオメガであるルシアンは婚約破棄され、好色な男に嫁ぎ殺されてしまう。死を回避するためレナードに別れを告げ、変装して平民のハルとして別の街で暮らしていたのに、ルシアンは再会したレナードを自分が働く飲食店に誘ってしまう。
レナードはリオとして毎晩店に通うようになり、休日はデートを楽しんだ。互いに仮の姿とはいえレナードとの交流に幸福を感じていたが、きみを守るために身につけて欲しいとオメガが番にされるのを防ぐためのネックレスを渡される。希少なオメガを保護するために自分に近づいたのだと知ってショックを受けるが、レナードが好きだからもう逃げたくないと考え、レナードと次会うときに自分の正体を打ち明けようと決意する。
ルシアンはレナードのために主人公を探しはじめたが、自分が働く店の隣にあるパン屋の娘が主人公であることを知り、同時に主人公とレナードが会っているのを見てしまう。失意に陥っていたルシアンは再び男に襲われ、危ないところをレナードに助けられたが、飲まされた薬が強制的にオメガの発情期を再現する薬であると判明。効果を消すには体の中に精を吐き出してもらうしかなく、レナード以外に抱かれるのを覚悟したとき、ほかの男にきみを抱かせたくないと言われレナードに抱かれる。
発情期が終わり、レナードとの別れを覚悟したルシアンは自分の正体を打ち明けようとするが、レナードに急用ができて話をできないまま仕事に戻る。突然、きみを迎えにきたという男が店を訪れ、父の遣いだと気づいたルシアンは男についていくが、男が父の遣いではなく小説でルシアンを娶る男であったことを知る。薬を飲まされ無理やり犯されそうになったとき、助けにやってきたのは変装していないレナードだった。
ハルとルシアンが同一人物であることを知っても、レナードは薬の効果を消すためにルシアンを抱き続けた。婚約は解消するつもりはないと言われ、はじめは冷たかったレナードも次第に態度を軟化させていく。ルシアンは傷ついてもレナードそばにいることを選んだが、レナードがなにかを言えないでいることが気にかかっていた。
ある日、ルシアンは王宮で主人公と出会い、レナードを返せと非難されてしまう。仲裁に入った第一王子と話しているときにやってきたレナードは怒っていて、ルシアンが第一王子を好きだと勘違いしていたことが明らかになる。誤解は解け、ルシアンも前世の話を打ち明ける。レナードに好きだと告げられ、ルシアンも自分の気持ちを告げ、ふたりは気持ちを通じ合わせて初めて愛し合うのであった。