あらすじ
勇者レオンの正式認定を祝う舞踏会が開かれることになった。
造船職人を目指すマレナに届いた両親からの手紙には「相手は決まっている」とだけ書かれていた。
けれどマレナは去年の夏、故郷の港で先輩セルジオへの恋を自覚してしまった。知らない誰かの相手をするなんて嫌だ——不安を抱えて舞踏会へ向かう。
一方建築家を目指すノエラも、飛び出してきた実家の家族と会うことへの不安を抱えながら、恋人のゼインたちと共に会場へ向かい、少しずつ変わっていた自分の立場を実感する。そして舞踏会の会場で、マレナを迎えに現れたのは、領主家 “ヴァレンフェルト”を名乗る思いもよらない相手だった。