あらすじ

オレの名前は、諸田進太郎。  東京の広守市で、巨大ヒーローをやっている者だ。  首から下は私服、頭の部分だけがマスクに覆われた奇妙なヒーロー。  人はオレのことを「ビッグマスク」と呼ぶ。  ビッグマスク……。  強そうなアダ名じゃないかって?  だけどな、オレにはヒーローとして致命的な欠陥があったんだ。  それは、オレに「変身抑制」がないこと。  オレのヒーロー遺伝子は、怪獣の接近を感知したら、いつでもどこでも身体の巨大化を始めてしまう。  たとえトイレでクソしていようと、風呂場で身体を洗っていようと、お構いなしの待ったなし。  オレの何気ない日常が、広守市民の前に、惜しげもなくご開帳されてしまうのである。  正直これ、うっとうしいったらないぜ。困ったもんだよ。  それなのに、なぜオレはヒーローをつづけているのか?  オレには叶えたい夢があった。  どうしても叶えたい夢が……。  それを叶えるためには、ある人にもどってきてもらう必要がある。  オレの尊敬するヒーロー。  心を病んで、世間から姿を消してしまった人物。  スウィートマスクが帰ってくるのを、オレはずっと待っている。

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カクヨム
カクヨム2026/03/29
  • 現在の作品巨大化ヒーロー、待ったなし! ~変身抑制なし、スーツのシールド率わずか9%の巨大ヒーロー「ビッグマスク」は、自分と同じ弱小ヒーローを集めて、ヒーローは才能ではなくハートでなるものだと世界に証明する!~