あらすじ

幼馴染のコウモリ獣人・ルビアには、ひとつ厄介な癖がある。 「吸血鬼は眷属から血を吸わなければならないの!」 そう言って、隙あらば俺の首筋に甘噛みしてくること。 血なんか出てないし、ただ口を当ててるだけだし、どう見てもただの中二病——なのだが、人前で堂々とやるせいで、学校中からバカップル認定されている。付き合ってないのに。 しかもこいつ、俺の前ではやたら喋るくせに、他の人間が相手だと声すら出せなくなる。教室では俺の背中に隠れて、靴箱では袖を掴んで離さない。世界で一人だけ懐いている野良猫みたいな女。 ——だから気づかなかった。 彼女が廊下の影から、俺をずっと見ていたことに。 その手に、本物の牙が隠れていたことに。 「ただの中二病だって、思ってた?」 「私は言ってることは全部、本気だよ」 彼女の甘噛みが"本気"に変わる時、俺は——もう、逃げられない。

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小説を読もう2026/03/29
  • 現在の作品幼馴染のコウモリ獣人ちゃんの『ちょっとだけ吸わせて?』が日に日にエスカレートしている【俺にだけ愛が重すぎる獣人娘ちゃんとラブコメする短編シリーズ②】