あらすじ
あらすじ
長年勤めた出版社を辞めた35歳の藍原轍。
妻の咲織もまた、仕事と人生の節目に立っていた。
ふたりは思い切って旅に出る。
北欧ノルウェーの港町ナルヴィクから、鉄道だけでヨーロッパを縦断する旅へ――。
氷とフィヨルドの北極圏。
歴史の街ベルリン。
アルプスを貫く氷河特急。
芸術の都パリ。
そして太陽の島シチリア。
列車に揺られながら、
ふたりは出会い、別れ、語り合い、
やがて忘れていた「夫婦の時間」を取り戻していく。
これは
一万キロの線路を走る、人生再出発の物語。
登場人物
藍原 轍(あいはら わだち)35
元出版社勤務の編集者。
仕事に追われる日々の中で燃え尽き、退職。
無口で理屈っぽいが、旅が好き。
学生時代はバックパッカーだった。
「線路は嘘をつかない」が口癖。
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藍原 咲織(あいはら さおり)30
轍の妻。元旅行会社勤務。
明るく社交的で、人とすぐ仲良くなる。
本当は「世界一周旅行」を夢見ていたが、結婚後は諦めていた。
今回の旅の提案者。