あらすじ
元・2000勝無敗の格闘家、不動明王(56)。
心筋梗塞であっさり死んだ彼は、天女にスカウトされ「死神協会日本支部」に所属することになる。
任務はただ一つ――
成仏できない怪異や魔物を、三途の川まで連れていくこと。
だがその方法は――圧倒的に雑。
引きずる怪異には「引いてみろ」と仰向けで挑発し、逆に引きずり返す。
橋があるのに毎回トレーニングと称して川を泳ぐ。
狼男も、都市伝説も、魔王すらも――すべて力で制圧。
しかしこの男、ただ強いだけではない。
どんな悪党でも閻魔大王の前では必ず頭を下げさせ、
自分も土下座し、その“生きてきた理由”を語り、減刑を願う。
暴力と人情が同居する、規格外の死神。
これは――
すべてをねじ伏せ、最後に救う男の物語。