あらすじ
王立魔法研究所で働く魔法解析士レオン・アルヴェルは、
「研究など戦場では役に立たない」と一方的に追放されてしまう。
だが彼には、この世界でただ一つの異能があった。
――魔法の構造が見える。
詠唱、魔力の流れ、術式の歪み。
誰もが感覚だけで扱っていた魔法を、レオンだけは“仕組み”として理解できたのだ。
辺境へ追いやられたレオンは、そこで小さな研究所を作り、自分だけの研究を始める。
すると、威力十倍・消費魔力十分の一の新魔法、革新的な魔道具、常識を覆す理論が次々と生まれてしまう。
やがて辺境は魔法技術の最先端へと変わり、
レオンを追放した王都の研究所さえ無視できなくなっていく。
これは、役立たずと切り捨てられた一人の魔法解析士が、
研究だけで世界の魔法体系を書き換えてしまう物語。