あらすじ
技術発展が目覚ましい現代先進国の地域差は、目に見えて大きな隔たりがある。
都心から新幹線で1時間半強、そこから在来線に乗り換えて約30分、そこから山岳鉄道に乗り換えて更に30分の山岳地帯に位置する、人口が400人にも満たない小さな村。
二神勇翔はまるで異世界とでも言るかつての故郷を毎夏決まって家族で訪れ、幼馴染の焔室茜音に出迎えられる。
これまでいつも、これからもずっと。
子どもの頃は永遠に感じられた時間も、大人に近付いた今となっては有限であることに気付き、勇翔は幼馴染との関係を一歩前進させようと、旅路の中で決意していた。
いつも通りの夏を、いつもと違う夏へ。
変化を求めた先にあるもの得るべく、勇翔はとにかく腕を伸ばした。
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