あらすじ
過労死した社畜サラリーマンは、弱小男爵家の三男・アルスとして異世界に転生した。
幼少期から学習も運動も魔法もダメで「無能」と家族に期待されず、7歳の祝福の儀で授かったスキルは「板作成(木)」——小さめの木板しか作れない、典型的な不遇スキル。
長男は剣の才能、次男は魔法の適性が高く、父からは「もうお前には期待せん」と言われ、屋敷の片隅で雑用を押し付けられる日々。
しかし、一人で試行錯誤を続けるうちにアルスは気づいてしまった。
「この板……複数作れるんじゃないか?」
「しかも、魔力で操れる……?」
小さめの板がゆっくりと浮かび上がり、回転し、敵を切り裂く。
木の板から石板へ、そして金属板へ進化を遂げ、無数の板がファンネルよろしく全方位から舞う姿は圧巻。
嘲笑われた不遇スキルが、最強の「板の軍団」へと変わる瞬間——。
幼馴染のリリア、ツンデレ令嬢セレナ、獣人少女ミラとともに、男爵家三男の成り上がり物語が幕を開ける!