あらすじ
異世界王都で、誰も理解しない「うるさい色」しか描けない売れない画家・ソレイユの前に
没落した元皇太子テオドールが現れる。
「前世で君を救えなかった」と告げ、テオは全財産を投げうってソレイユの絵を買い占め、画廊まで開いてしまう。
テオの狂おしいほどの執着と愛情に包まれ、ソレイユの色は初めて「生きる」。
しかし王宮からの宮廷画家招請が二人を引き裂き、ソレイユは孤独と狂気に飲み込まれ、自らの血を絵の具に混ぜ始める。
すべてを捨てて駆けつけたテオとの再会で、二人はようやく気付く。
前世の罪を越え、運命に抗う、太陽のように激しく熱い恋の結末を描いた短編作品。