あらすじ
7月初旬。
多くの県でインターハイ出場をかけた県大会が終わり、全国への切符を手にした学校が出揃う時期。
俺、青陽高校3年――白谷聖芽。
今年、全国大会に初出場したバスケ部の1員。
……表向きは。
実際の俺は、ベンチ外。
ユニフォームすら貰えない応援要員。
そして――
チームの絶対的エース、黒井健太郎にいじめられる存在だった。
いじめに精神的に限界を迎え、練習後に顧問に助けを求める。
だが返ってきたのは――
「そんなのは気合いで我慢しろ」
「黒井は特別だ」
「黒井のご機嫌取りの役割を真っ当しろ」
――犠牲になれ。
俺は完全に見捨てられた。
絶望の帰り道。
俺は初めて、自分が受けているいじめについて幼馴染の黄波明日菜に打ち明ける。
「家に帰ってから絶対に確認して」
明日菜からSNSのモーインで1つの動画が送られる。
自宅に帰って確認すると、黒井が俺をいじめている“証拠の動画”だった。
俺は迷わず、それをSNSのウィッターに証拠動画として投稿した。
――その後、反響があり、拡散されて、すべてが壊れた。
さらに、その後の事件。
黒井、バスケ部、顧問、学校までもが巻き込まれる。
これは、証拠の動画をSNSに投稿し、部員たちの全国への夢を壊し、黒井も顧問も地獄に落とす、証拠1つで世界をひっくり返す。
逆転ざまぁストーリー。