あらすじ
【作品紹介文】
『刀は持たん、拳で救う〜極真空手の天才が幕末に転生したら、素手で新撰組と渡り合うことになった〜』
【あらすじ】「俺の拳は、人を殺すためじゃない。この絶望の時代で、命を活かすためのものだ」
将来を嘱望された「格闘技界の至宝」こと、極真空手3段の佐藤健太。
彼は暴走トラックから身を挺して子供を守り、その短い生涯を終えた。
――しかし、彼が再び目を覚ましたのは、血生臭い動乱の時代。
幕末の土佐、その深い山奥だった。
「社城真尋」として新たな生を受けた彼は、前世で極限まで鍛え抜いた【極真空手の技術】と、現代人としての【歴史の知識】を持ち合わせていた。
京の都へ上った真尋を待ち受けていたのは、教科書で見た歴史の偉人たち。
親友となる若き日の坂本龍馬、京を震撼させる凶悪な「人斬り」たち、そして最強の剣客集団「新撰組」の近藤勇、土方歳三、沖田総司。
彼らが抜くのは、一撃必殺の日本刀。
対する真尋は、己の肉体のみの徒手空拳。
歴史の知識があるからこそわかる、避けられない悲劇。親友たちの死の運命。
池田屋事件、薩長同盟、大政奉還、そして箱館戦争へ――。
これは、刀を持たない一人の格闘家が、己の拳だけで幕末の歴史をぶん殴り、時代を変えようと足掻く壮大な闘いの記録。