あらすじ

貧乏男爵家の末っ子である私の人生には、どこぞのスケベオヤジの後妻になるか、自立するかの二択しかなかった。 何としても前者は回避したかった私は、子どもの頃から趣味だった小説の執筆を職にすることに決め、出版社に何度も何度も、雨の日も風の日も原稿を持ち込んだ。 その甲斐もあり、エリート編集者であるアロイスさんが担当編集者になってくれたのが今から一年ほど前。 そして今日、遂に私は『悪役令嬢が婚約破棄される』という斬新な小説で、アロイスさんから太鼓判を押してもらえたのだった。 これで念願のプロデビューが果たせるかもしれないと舞い上がったのも束の間。 出版社からの帰り道、親友であり由緒正しい伯爵家の令嬢であるカサンドラ様が、号泣しながら私に抱きついてきた。 カサンドラ様を宥めながら話を聞くと、何でもカサンドラ様は私の小説の主人公と同じく、婚約を破棄されてしまったそうで……!?

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カクヨム
カクヨム2026/03/29
  • 現在の作品悪役令嬢が婚約破棄される小説を書いたら、偶然同じタイミングで友人の伯爵令嬢が婚約破棄されてメッチャ気まずい