あらすじ
ブラック企業で使い潰され、何も残らないまま死んだ男・神代ユウ。
次に目を覚ましたのは、神と女神が統べるはずの“天界”だった。
だが、そこで彼が見たのは——
命令だけが存在し、誰も考えず、誰も管理しない、歪な世界。
「……これ、組織として終わってるだろ」
誰も疑問を持たない中、ユウだけが気づいてしまう。
この世界には、“管理”という概念が欠けていることに。
ならば——作るしかない。
業務整理、役割分担、心理誘導。
社畜時代に叩き込まれたスキルを武器に、彼は天界へと介入する。
高慢な統治の女神。
感情を知らない純潔の女神。
力だけを信じる戦の女神。
理屈に閉じこもる知識の女神。
そして、欲望に揺れる堕落の女神。
本来交わらない五柱は、やがて彼を中心に結びつき、
頼り、求め、そして——従うようになっていく。
だが、その異常な変化は天界の秩序を揺るがし、
ついには“神”そのものが彼を排除しようと動き出す。
それでもユウは笑う。
「上に立つのは簡単だ。仕組みを握ればいい」
これは、最底辺の男が
神すら支配し、天界の頂点へと成り上がる物語。