あらすじ
「君の名前はドルチェだ。」
奴隷であった少女は、1人の少年ラプトール・クラズ・コルブスによって救われる。そしてドルチェという名前を与えられた。
ドルチェはラプトールとの日々の中で境遇に同情し、その反面恋に落ちる。しかし運命は無惨にもラプトールを不幸にばかり落としていった。
中でもラプトールの不幸はドルチェの死であった。黒魔術師である彼は禁忌に触れ、自分の寿命を代償にドルチェに会うことを選び命を落とした。
それがラプトールの人生____のはずだった。
愛する人と共に死んだはずのドルチェはラプトールと出会う前、奴隷商に居た頃に回帰した。正確には、ドルチェは死人になった未来の自分に憑依したことで未来の出来事を全てを思い出したのだ。
そんなドルチェが望むことはただ1つ。
初恋の人を、恩人を幸せにしたいということ。