あらすじ
「私を外に出したこと、一生後悔させてあげる」
全世界に生配信される狂気の地下バスケ――"Blood Money 3x3"。
借金2000万円で売られた女子大生・向日葵の前に現れたのは、戦場には不釣り合いな、あまりに場違いな一人の少女だった。
絹のような髪、彫刻のごとき美貌。
だが、その首筋には重罪人の証――「懲役800年」の収容ナンバーが刻まれていた。
彼女の名は弍估(ニコ)。15歳にして国家に危険視された、この世の理を逸脱する**「最悪の怪物」**。
弍估がボールを拾い上げた瞬間、重力は消失し、物理法則は上書きされる。
敵を粉砕する「強度91」の暴力と、10億の軍資金で審判すら買い叩く冷徹な知略。
彼女にとってバスケはスポーツではない。自分を縛り付ける世界への、残酷な復讐劇(ソロ・ライブ)だ。
圧倒的な光(カリスマ)を放つ弍估と、その毒に当てられ、理性をかなぐり捨てて壊れていく向日葵。
地獄の底で繰り広げられる、最も残酷で、最も美しい少女たちの生存戦略。
救世主か、それとも破滅の魔女か。
令和のバスケットボール・ノワール、ここに開幕。