あらすじ
予知の巫女としてこの世界に召喚された少女・美桜。
役目を終えた彼女は、本来なら存在ごと消えるはずだった。
けれど――なぜか、彼女は“生きること”を許される。
力も、与えられた姿も失い、元の自分に戻った美桜は、
「ミユ」と名を変え、身分を隠して宿屋で働きながら静かに暮らしていた。
すべては、もう二度と関わることのないはずだった人――
騎士・レイスのそばに、同じ世界で生きるために。
しかしある日、偶然の再会が訪れる。
彼は、彼女に気づかない。
それでも彼女は、気づかれないまま、想いを抱き続ける。
偽りの姿のまま、そばにいることを選んだ彼女と、
“彼女を失ったまま”生きてきた彼。
これは、
すれ違いながらも惹かれ合う二人の、再会から始まる恋の物語。