あらすじ

ブラック企業に就職し新卒一年目の日向 紬(ひなた つむぎ)はその日も終電を逃した駅のホームで呆然と立ち尽くしていた。役目を終えた車両が倉庫に入ろうとゆっくり入ってくる。そのライトに照らされ、寝不足の頭痛がする頭に手を当てつつも一瞬目を閉じた。 ーー次に目を開けた時には見知らぬ綺麗すぎるイケメンに、抱き締められていた。 「やっと…やっと見つけた…!私の番…!」 「…(なんだ夢か、寝よう)」 なんと、私の番(つがい)だというリュガルト・ガル・グラキエスによって異世界に転移召喚させられていた。 竜人族の長として世界を統べる者である彼の番は、唯一無二の存在だと持て囃され、正妃としての立場を強いられた。紬はわけがわからない。異世界の言葉が通じているが文字は読めず、幼児向けの絵本や異世界の常識を習わされる日々。リュガルトは全身全霊で愛を伝えてくれるが、紬には番だと言われても何一つ理解できなかった。 ただでさえブラック企業で病んだ精神と現実離れした出来事に、紬の心は崩壊寸前だった。 「…其方を元の世界へ還そう」 「本当に…?」 リュガルトの判断は迅速だった。 さめざめと泣く番の姿を見ているのは心苦しかった。 異世界転移で異種間恋愛、常識や世界の成り立ちすら違う二人の恋愛模様。もちろんハッピーエンドです。

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小説を読もう2026/03/28
  • 現在の作品異世界で竜人の番になったが、簡単に手放されるはずがなかった