あらすじ
毒親に虐げられ、ブラック企業で使い潰されたあげく死んだ▲は異世界に転生しても彼女を苦しめた「〜べき」思考を捨てられなかった。伯爵令嬢カサンドラとして父や母を始めとした周りの人の顔色をうかがいながら成長した▲が授かったのは『SNS』というスキル。他人の呟きが書き込まれた掲示板のようなものが閲覧出来るようになった彼女はその力を婚約者であるフェルナンド王子のために使っていたのだが……
「君の陰口はもう聞き飽きた!」
カサンドラが良かれと思って周りの人の本音を告げていたのがうっとおしくなったらしく、何と王子からは婚約破棄を突きつけられてしまった。
(これって悪役令嬢みたい……)
どこかで聞いたみたいな話だと思いながら言われるがままに辺境に追放されたカサンドラ。どうしようかと悩んでいたら、スキルが発動!
(えっ……精霊達が喧嘩してるの?)
精霊は世界の調整役。そんな彼らが喧嘩をしたままではいけないと「べき思考」に囚われたカサンドラは精霊達の仲を取り持つために奮戦し始める。そのかいあって土地が力を取り戻していくと、様々な人達が押し寄せるようになり……