あらすじ
西暦2185年
日本大陸は他国の侵略により人型機動強襲兵器ArmoreD Mobile System 通称ADMS【アダマス】が駆ける戦場【グラウンド】と化し今尚紛争が続いていた。
一部の市民は大陸の外の海に建造された人口島【メガフロート】に移住し、今尚現地の戦場に取り残されていた人々は多く存在する。
氷室啓斗(ひむろけいと)は、戦場と化した旧日本列島・九州圏のスラム街で暮らす15歳の少年で戦火の届かない行政特区博多の一般中学に通っていた。
だが誰も知らない彼の正体は――かつて最前線で戦い、“蒼の死神”と恐れられた伝説の少年兵、最強のADMSパイロットだった。
だが、啓斗にとってはそんなものは過去の栄光だ、今の彼は人に強引に頼まれたら断れず、サッカー部のキャプテンやら生徒会長を任されてしまう日々。
啓斗はそんな日々に疲れ果てていた。
高校入学の日――
行政特区博多に存在する名門校・蒼星学園。
その入学式の壇上で、氷室啓斗は一人の少女と出会う。
理事長の娘にして、生徒会副会長。
そして誰よりも強い意志を宿した瞳を持つ少女――王鳳ルナディーク。
「――やっと見つけたわ、“蒼の死神【ブルーゴースト】”」
その一言で、啓斗の平穏は終わりを告げる。
彼女はすべてを知っていた。
啓斗がかつて戦場で何をしてきたのか、
どれだけの命を奪い、そして守ってきたのかを。
拒否する間もなく、啓斗は彼女が組織する部活――
対外的には「野外ボランティア部」とされる武装組織《バックラー》へと強制的に入部させられる。
その実態は、戦場に取り残された人々を救うため、ADMSを用いて“非合法の武力介入”を行う救助部隊だった。
「これは遊びじゃない。命を救うための“戦争”よ」
ルナの冷徹な言葉に反発しながらも、
啓斗は再び“戦場”へと引き戻されていく。
カクヨムオリジナル学園×ロボットアクション始動!!