あらすじ

「人にやさしい経営」の重要性、認知度が高まり、 「働き方改革」の時代の流れに合わせて多くの企業が 「いい会社」への関心を高める中、 大人気シリーズ「日本でいちばん大切にしたい会社」第9巻目を刊行。 8,000社の企業研究から見出した、5つの会社の本当の物語 ●「人を幸せにする経営 」とは 企業経営のみならず、すべての活動には、 目的と手段、そして結果が付きものです。 目的とは、なんのために・誰のためにという、事業活動の大義です。 手段とは、事業目的を実現するための方法、つまり経営戦略や経営戦術のことです。 そして結果とは、好むと好まざるとにかかわらず必ず発生する、活動の成果や評価のことです。 この3つのなかで最も重要なのは、言うまでもなく、手段や結果ではなく目的です。 目的がなければ手段を講ずる必要もないし、手段を講じなければ結果は「無」だからです。 では、企業経営の目的・使命は、いったいなんでしょうか。 それは、企業経営に関係する人々の幸せの追求と実現です。 企業経営に関係する人々は多くいますが、とくにその幸せづくりに尽力しなければならない人は、 次の5人(者)です。 ①社員とその家族 ②社外社員(仕入先・協力企業など) ③現在顧客と未来顧客 ④地域住民、とりわけ障がい者などの社会的弱者 ⑤株主・支援機関・地域社会 ■目次 ・はじめに ・プロローグ道を間違えると目的地には永遠に着きません ●大切にしたい会社①株式会社特殊衣料(北海道札幌市)  パート従業員が社長に。冬道での転倒時に頭部を保護し、軽くておしゃれで、  誰でも安心してかぶることのできる新商品の企画開発など、  小さなクリーニング会社を北海道でも有数の「いい会社」に育て上げました。 ●大切にしたい会社②神楽坂乳業株式会社(東京都新宿区)  大学病院副院長を退任、苦難と試行錯誤の末に「神グルト」の開発に成功。  「働きたくても働けない人々」のために少数精鋭で同製品の普及に取り組みます。  めざすのは、経済的成功ではなく社会的成功です。 ●大切にしたい会社③株式会社ウェルテクノス(岐阜県大垣市)  創業者の服部義典さんは、すべての臓器が逆にあり、  心室、心房が1つしかないという重度の障がい児として生まれました。  就職試験に20回も落ち続け、障がい者が働く場が皆無であることを  知った服部さんは、自分でIT企業を起こすことを決心します。 ●大切にしたい会社④協栄金属工業株式会社(島根県雲南市)   誘致した企業が、わずか8カ月後に倒産。  町の有志が若者たちのために企業再生を試み、いったんは成功。  ところがリーマンショックで危機的状況に。  そこから「関係する人々を幸せにすること」を経営の柱に再びの  「再生」にチャレンジ、超優良企業として見事に蘇りました。 ●大切にしたい会社⑤株式会社東条設計(鹿児島県鹿児島市)  東條さんが創業した自己資本比率88%、無借金という超優良企業の本当の価値は、  社員とその家族を大切にする多くの施策や、社会福祉法人・養護学校への支援、  すばらしい経営理念を体現して行動する社員のみなさんの存在にあります。 ■著者 坂本光司(さかもと・こうじ) 1947年6月、静岡県生まれ。 静岡文化芸術大学教授、法政大学大学院教授・研究科長等を経て、 現在は、一般社団法人 人を大切にする経営学会会長。経営学者。 他に「日本でいちばん大切にしたい会社大賞実行委員会」委員長、 人を大切にする経営学会主催「中小企業人本経営プログラム(経営人財塾)」長、 徳島大学客員教授等、団体や公職、企業等の顧問他を多数務めている。 専門は中小企業経営論、地域経済論、障がい者雇用論。 徹底した現場派学者で、これまで訪問調査・アドバイスをした企業は国内だけで8500社を超える。

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シーモア2026/03/27
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