あらすじ
人里離れた深い森の奥で、老齢の「賢者」に育てられた少女、セレス。彼女は世間の常識も、己の異常な力も、そして「死」という概念すら知らないまま、動かなくなった賢者を「長いお昼寝」だと思い込み、小屋を後にする。「15歳になったら帝国の魔法学校へ行きなさい」という言いつけを守るために。
道中、伝説級の魔道具を雑に使いこなし、災害級の魔物たちを「ただの虫」感覚で蹴散らしながら帝都へ到着したセレス。魔法学校の入学手続きに向かうが、彼女の規格外すぎる素顔と魔力は、良くも悪くも周囲の注目を集めてしまうのだった——。