あらすじ
「リゼット、貴様のような悪女との婚約は破棄し、国外追放を命ずる!」
――やった、計画通り!
公爵令嬢リゼットは、前世の記憶から自分が「過労死確定の悪役令嬢」であることを知った。
このまま王妃になれば無能な王太子の尻拭いで死に、断罪されれば極貧の中で死ぬ。
二度目の人生、そんなの御免だわ!
リゼットが立てた作戦は、【最高の条件で、自分から追放されにいくこと】。
・無能な王太子には、理想の「聖女(笑)」をプロデュースして押し付ける。
・王家の金庫から、合法的に莫大な慰謝料をネコババ……もとい、確保する。
・そして、自分を唯一愛してくれた、重すぎる愛を持つ最強の護衛騎士レオを連れ出す。
「お嬢様、地獄の果てまでお供しますよ」
「いいえレオ。そこは地獄じゃなくて、私たちがイチャイチャするための楽園よ!」
表向きは悲劇のヒロイン、裏ではガッツポーズの知略令嬢による、愛と自由を勝ち取るための「セルフ追放」戦略がいま始まる!