あらすじ
あらすじ
「仕方ないやろ。やるしかない。……やるしかないんや」
都心にそびえ立つ、不気味なほど真っ白な建物。そこへ吸い込まれていく人々は、ある「音」を聞いた瞬間、感情を失い、ゼンマイ仕掛けの人形のように変質していく。
建物自体が意思を持ち、人間を「機械」へと作り変える――。
この未曾有の侵略を止めるため、特殊な認証を潜り抜けた者だけが辿り着ける「世界一の四人」が動き出す。
リーダーのサイキッカー・隼人と、その相棒のみなみ。そして、高校生にして世界一の数学者・科学者であるかけるとまな。
潜入した白い階段の先に待ち受けていたのは、異世界の「山」だった。出口を塞ぐ光の円を解除するため、天才的な分析能力を持つかけるとまなが導き出した答え……それは、あまりにも「予想外で、甘い」代償だった。
任務完遂のため理性の限界に挑む隼人と、どこまでも真っ直ぐで天然なみなみ。
二人の想いが交錯する、サイキック・二人の想いが交錯する、緊迫のサイキック・サスペンス!
■ 登場人物設定
みなみ(主人公/23歳):潜入工作員。世界一のサイキッカーコンビの一角。一流のスパイだが、恋愛に関しては驚くほど疎い「天然」の頂点。
隼人(リーダー/28歳):チームを束ねる冷徹なリーダーにして、世界一のサイキッカー。みなみに密かな想いを抱き、今回の任務で理性を試される。
かける(17歳):分析官。高校生にして世界一の数学者。数学的・直感的な分析で、異世界の法則を解き明かす。
まな(17歳):情報収集担当。かけるの同級生で世界一の科学者。最新デバイスを駆使し、チームを支えるしっかり者。