あらすじ

人類は“外敵”と呼ばれる存在との戦いを続けていた。 戦闘員には、生まれ持ったエネルギー《ヴェール》と、その容量《ヴォールト》があり、 厳格な交戦規定と出力制限のもとで戦うことを義務付けられている。 霧島遊架はかつて、計測不能のヴォールトを持つAランク戦闘員だった。 だが市民を救うために規定を破り、許可なき高出力を行使した結果、 彼は降格処分を受け、コールサイン《ニュクス》も“欠番”となる。 新たに配属されたのは、防衛学園。 与えられたランクは最下位に近いD、使用できるのは低出力のMode2まで。 しかしその実力は隠しきれるものではなかった。 規則を絶対とする生徒会長・白鳳鈴花。 鋭い観察眼を持つ同級生たち。 そして再び現れる外敵。 「守るか、越えるか」 かつて“世界を止めた力”を持つ少年は、 制限の中で戦うことを強いられながら、 再びその境界線に立たされる。 これは、規則と救命の狭間で揺れる、 “欠番”の戦闘員の物語である。

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カクヨム
カクヨム2026/03/27
  • 現在の作品防衛学園のニュクス