あらすじ
1000年に1度の氷河期に生まれるはずのない忌み子が、アイスロード伯爵家嫡子、ジゼルである。家督を継いだ15才の日、彼は前世の記憶を思い出す。氷河期世代のブラック社員だった彼は、過酷な労働の末、過労死したのだ。前世の経験から、冷酷に活きることを決めたジゼル。しかし、その領地は産業や政治をはじめ、あらゆる面で冷え切っていた。特になにが問題なのかさえ、わからないことが一番の問題だった。ジゼルはまず苦情対応部署で培ったマニュアルに従い、領民の不満を吸い上げる。そして、それを冷酷に処理していく。領地はみるみる復興し、領民からは感謝感激の雨あられだ。有力領民が次々と集まり、ついには次期国王との噂まで広がり始めた。