あらすじ
現実世界と隣り合う形で存在する、魔法使いの国――狭間の世界。
ここには2つの帝国と、9つの王国が存在していた。
農業国家、漁業国家、鍛冶国家とそれぞれの国がある1つの形態に特化し、交流する。
二世の多くは生まれも育ちも狭間の世界という者が多いが、才能をスカウトされて魔法使いとなる人間の多くは、現実世界とを行き来する。
だが、魔法使いの国には1つの決まりが存在した――
それは、〝国内での魔法使用の禁止〟だ。
魔法は簡単に人を殺せる。そんな危険な力を自由にさせるわけにはいかないからである。
魔法使いなのに魔法を使えない。そんなジレンマを解決すべく導入されたのが、VR内戦闘だ。
仮想現実下での戦いでなら、どれだけ人に怪我を負わせても現実に影響しない。
ここは、そんな世界――
魔法使いとして鮮烈のデビューを果たした少年に襲う転落劇。
そこから始まる復活劇。そう、これは栄光からの挫折を経て、英雄となるまでの成り上がり物語。
さぁ、始めよう、少年の英雄譚を――