あらすじ
占い師・瑞葉(みずは)は、相手の“今の心”が聞こえてしまう力を持つ。人の悩みや苦しみが常に流れ込むため、瑞葉はなるべく淡々と仕事をこなしてきた。
ある日、青年・ハルトが占星術館を訪れる。しかし、瑞葉には彼の"音"が一切聞こえない。聞こえるのは“嘘の言葉”だけで、本音がどこにも存在しない。理由を探るうちに、ハルトは結婚を約束した恋人からトラウマレベルの振られ方をしていた。
二人は少しずつ絆を深め、瑞葉の「聞こえない」静かな世界の中で、ハルトは初めて“自分の声”を出す――。