あらすじ
高校生・吉川エイジはある日突然、謎の死神・クロウからこう告げられる。
「お前を、次の死神にする」
しかも拒否権なし。
あと一年で死神になれと言われたエイジは、当然ながら全力で反発する――が、その日を境に、普通の人には見えないものが見えるようになってしまう。
そんな彼を待っていたのは、古びた探偵事務所と、
なぜか人の言葉を話す黒猫――**本田天音(アマネ)**だった。
死神の仕事は、人の命を奪うことじゃない。
“終われないもの”を終わらせること。
怪異、未練、呪い、そして“この世にいてはいけない何か”。
やがてエイジのもとには、
「存在ごと消えた兄」
「旧校舎に現れる黒い手」
「学校の地下で泣いている怪物」
……そんな、普通じゃない依頼が次々と舞い込んでくる。
さらに、クロウが持つ死神の鎌には、ある異質な力があった。
それは――
“人の命ではなく、生き様を断つ”力。
使えば使うほど、エイジは死神に近づいていく。
それでも彼は、誰かの“終われない痛み”に手を伸ばす。
これは、
死神に採用された(強制)高校生と、無愛想な死神と、口の悪い黒猫が、怪異事件を請け負う物語。
そしていつか彼が、
“デスブリンガー”と呼ばれるまでの物語。