あらすじ
何よりも重要なのはデータだ。あらゆる失敗は情報不足で説明づけられる」
電算巡はデータ至上主義者だ。数多の情報から導かれる最善に従い続けることで、弱冠十六歳、そして国内最小レベルでAランク冒険者にまで上り詰めた。
しかし、その直後、とある少女に記録を塗り替えられてしまう。
人間の代わりに機械がダンジョンへと潜るようになって百年。ほぼ全てのダンジョンは人の手に収まり、迷宮攻略は今や大衆の娯楽競技として消費されていた。
昨今の冒険者に、少女は啖呵を切った。
「アンタらがやってるのは冒険じゃない。本当の冒険ってのは、未知の世界に飛び出すことなんだ」
その言葉に、巡は惹きつけられた。
かくして、巡は、彼女、柳山未知留と共に、未踏冒険者を目指す。もはや僅かしか残っていない、未踏破のダンジョンを探索する、未踏冒険者を。
「アタシ、アンタにアドレス教えた覚えないんだけど……」
「パーティーに勧誘するんだ。事前調査の一環として連絡先くらい手に入れるさ」
「こ、怖っ! どうやったんだよ……」
本作品は小説家になろうにも掲載しております。
※AIを校正などの執筆補助に利用しています。