あらすじ

僕の推理するところによると、前の席の兎川さんは記憶喪失で、手書きのノートで記憶を管理しているらしい。 試しに、彼女のノートから僕に関する記憶を抹消してみることにした。 効果はてきめん。 兎川さんは翌日、僕のことを忘れていた。 二度目の初対面だ。 ――これを繰り返せば、僕は彼女に、完璧な第一印象を与えることができる! ――そうすれば、バラ色の高校生活も夢じゃない……! なんて夢想はしかし、音もたてずに瓦解した。 「ねえ、泥棒さん」 兎川さんに記憶泥棒がバレてしまったらしい。 証拠は一切残さなかったはずなのに、一体どうして……? 「ということで直居くん。わたしには直居くんが必要なの」 その後なんやかんやあって、 「どうしてわたしが記憶喪失になったのか。直居くんにはそれを一緒に解明してほしい」 僕は贖罪のために、兎川さんからの依頼を引き受けることになった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/27
  • 現在の作品記憶泥棒と青い嘘