あらすじ
【和風×異世界×刀×魔法】
瑞穂国の辺境を往く、凸凹な「義姉弟」がいた。
弟の陽大(ひなた)は、底抜けに陽気で女好きな剣客。
姉の夜宵(やよい)は、美しくも冷酷、そして苛烈なまでにサディスティックな術師。
陽大が腰に帯びるは、漆黒の刀身に煌びやかな封印を施された妖刀『黒鋼・八重垣』。
一族の呪いにより、時に黒炎を放ち、時に獣の咆哮を轟かせるその刃は、かつて世界を震撼させた伝説の怪物、八岐大蛇の一片であった。
村の娘を口説いては姉にお仕置き(フィジカル&メンタル)され、その流れで村を巣食う悪党や妖(あやかし)を叩き斬る。
だが、その背後には陽大の刀を「金」と「力」のために狙う狂気の剣客、千枚刃の狂斎の影が迫っていた。
「あんた、一分で終わらせなさいよ。お茶が冷めるわ」
「へいへい、姉貴。……お仕置きは、手加減してくれよ?」
カタカナ語を廃した徹底した和の世界観で描く、ちょっぴりエッチで残酷な、勧善懲悪の旅路が今、幕を開ける。