あらすじ
追兎電鉄・追兎天神駅を舞台にした、少女たちのやさしい日常と小さな成長の物語。
春。新しい制服に身を包んだ追川うさぎは、幼なじみの咲宮マリーとともに駅での毎日を歩きはじめる。
そこへ、うさぎに強い憧れを抱く鈴音みこも加わり、少しずつにぎやかであたたかな時間が広がっていく。
失敗して落ちこんだ日。
迷ってしまった夜。
だれかのひとことで、心が少しだけ軽くなる瞬間。
この駅には、泣きそうな気持ちをそっと受け止めてくれる人がいる。
大きな事件はなくても、忘れたくない一日がある。
かわいくて、ほっとして、ときどき胸がきゅっとする。
『ひとひらびより』は、そんな“帰りたくなる場所”を描く物語です。