あらすじ

妖怪が存在できねえ世界に、妖怪をねじ込む話だ。 異世界に転移した百鬼夜行は、この世界では存在できず消えかけていた。 仲間は石化し、干からび、次々と崩れていく。 副頭領・零が手にしたのは、描いた妖怪を“この世界に成立させる”禁忌の妖怪ブック。 ぬりかべで壁を築き、雪女で領域を広げ、鬼で道を切り開く。 ――その代わりに、自分が削れる。 寿命か、魂か、それとも別の何かか。 何が失われているのかも分からない。 それでも止まれない。 ここで止まれば、仲間は消える。 だから決めた。 この世界ごと、“妖怪が成立する側”に塗り替える。 削れながら進む、百鬼夜行の建国譚だ。 そしてこれは―― “俺がどこまで俺でいられるか”の物語でもある。

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カクヨム
カクヨム2026/03/27
  • 現在の作品妖怪のいない異世界で百鬼夜行をどうすんだ? ――描くたび俺が削れる妖怪ブック