あらすじ
星の叡智が集う場所、「アーテリス学園」。
最高学年である5年生、通称「十四人委員会」の優等生エメトセルクは、今日もまた深い溜息をついていた。
彼の願いはただ一つ。「平穏な学園生活」を送ること。
しかし、そのささやかな願いは、二人の親友によって無惨にも打ち砕かれ続けている。
呼吸するようにトラブルを巻き起こす、行動派のアゼム。
その混沌を特等席で眺めては楽しそうに笑う、ヒュトロダエウス。
放浪癖のあるOB、個性が強すぎる教師陣、そして一筋縄ではいかない下級生たち。
手に負えない面々が織りなす、騒がしくも愛おしい箱庭の記録。
これは、苦労性の優等生エメトセルクが綴る、「アーテリス学園」の救いようのない、けれど輝かしい日常の物語である。