あらすじ
十八年来の心の友が、やがて運命の海戦にて命を賭けた一騎討ち!
安芸の謀将・毛利元就の後を継いで毛利家当主となる仁将、毛利隆元(もうり たかもと)。
大内家臣団の中で頭角を表し安芸守護代に出世する義将、弘中隆包(ひろなか たかかね)。
西日本最大の戦国武将・大内家の中で出会い、夢を語り合う二人の若武者。
二人は力を合わせて安芸国の国づくりに取り組み、「西京」と謳われた華の都・周防山口を超える発展と安寧を目指す。
当時は荒れた田舎だった広島県を、当時は最盛だった山口県を超える経済地域に変えようと尽力したのである。
しかし、歴史の運命は非情にも、二人の友情を引き離していく。
運命の決戦、1555年の「厳島の戦い」。
18年にわたる深い友情は、決戦の地「厳島」へと誘われ、二人は決着をつけるために刃を交える……!
夢を語り、夢に燃え、夢に散り、夢を継ぐ。
そんな二人の若武者の、友情の物語。
『陰陽の濤 〜防芸厳島戦記〜 (いんようのなみ 〜ぼうげいいつくしませんき〜)』、ここに開幕!