あらすじ
仕事に追われる日々を送る主人公・遥(はるか)は、ある日スマホに「未来の自分」からのメッセージを受け取る。そこには「今日、あの人に会いに行って」とだけ書かれていた。
半信半疑のまま、遥は昔好きだった相手・悠斗のことを思い出す。学生時代、互いに想いを伝えられないまま離れてしまった人だった。
未来からのメッセージは毎日届き、少しずつ遥を導いていく。服装、行き先、言葉――その通りに動くことで、偶然にも悠斗と再会する機会が訪れる。
再会した二人はぎこちなくも会話を重ねるが、遥は気づく。「未来の自分」がなぜこんなことをしているのか。
やがて届いた最後のメッセージにはこう書かれていた。
「後悔しないように。あの時、言えなかったことを言って」
遥は勇気を振り絞り、自分の気持ちを伝える。悠斗もまた、同じ想いを抱えていたことが明らかになる。
そして物語の最後、遥は新しいメッセージを自分のスマホから送る。
――過去の自分へ。