あらすじ

「お前、実物は意外と頼りなさそうだな」 地方から上京したばかりの大学生・灯 凪(ともし なぎ)。 不慣れな都会生活で唯一の癒やしは、3年来のネット仲間である**「イル」**とのチャットだった。 自作PCとFPSを愛し、ぶっきらぼうな口調で「俺」と名乗るイルを、凪は疑いようもなく「男友達」だと思い込んでいた。 しかし、新宿の待ち合わせ場所に現れたのは、黒いパーカを羽織った、驚くほど中性的な美少女・律 依瑠(りつ いる)。 「……何その顔。女だと分かった途端、日和るわけ?」 ネット上での毒舌はそのままに、リアルではどこか危うい影を落とす彼女。 ひょんなことから、凪は彼女と同じ秋葉原のジャンクショップでバイトをすることになり……。 画面越しでは「相棒」だった二人の距離が、キーボードの打鍵音ではなく、隣り合う体温で上書きされていく。 サバサバ系男子と、ネカマを装っていたクールな美少女。 ログインとログアウトの境界線上で繰り広げられる、少し不器用な現代ラブストーリー。

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小説を読もう2026/03/26
  • 現在の作品IDの向こう側の君 ――ネカマだと思っていた親友(美少女)に、リアルで「出荷」されるまで――