あらすじ

二〇二四年、八月。都立高校将棋部の合宿で訪れた山奥の洋館。 高校生の吉川ソウと、うなじに謎の「赤龍の痣」を持つ天才将棋少女・三島美鶴を待ち受けていたのは、二十四年前――二〇〇〇年への時空跳躍(タイムスリップ)だった。 密室で発見された物理学者・滝音太郎の刺殺体。 外部と遮断された館に閉じ込められたのは、野心を秘めた女流棋士、産業スパイ、強欲なトレジャーハンター。 そして、未来で美鶴たちを蹂躙したはずの、若き日の顧問・滝音二郎。 「将棋の指し直しと同じよ。誰かが過去を書き換え、未来の定跡を盗んでいる」 美鶴の知性とソウの生命力が重なる時、タキオンの熱が因果律を歪め、隠された「三つの紋章」が共鳴を始める。 犯人は、時間をずらした密室から、誰にも見えない刃を振るう。 一九九九年七の月、空から降る「恐怖の大王」の正体とは? 美鶴の肌を焦がす熱は、滅びゆく世界を救う「最後の一手」となるのか。 官能と論理が交差する、SF本格将棋ミステリー、ここに終局!

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小説を読もう2026/03/26
  • 現在の作品夏休みの山奥に洋館でタイムスリップしたら、死体が転がってた。〜棋士の紋章と因果の詰み〜