あらすじ
深夜のネットカフェ。
アルバイト店員の主人公にとって、それはいつも通りの退屈な夜勤になるはずだった。
午前2時。突如としてレジのプリンターがけたたましい音を立て、一枚の紙を吐き出す。
そこに記されていたのは、『深夜特別業務マニュアル――これよりご来店されるVIP様の接客手順』。
同時に、店内の座席管理システムに、この店には存在しないはずの「Zエリア 44番ブース」が点灯する。
そこから内線で要求されるのは、「新鮮な指」「生きている眼球」といった常軌を逸したオーダー。
マニュアルの指示通りに接客を遂行しなければ、店内にいる人間が容赦なく「消去」されていく。
外界から隔離された店内に取り残されたのは、主人公、身勝手な同僚、そして事情を知らない2人の客。
逃げ場のない完全個室(ボックス席)と、無防備なオープン席。
さらに絶望的なことに、店内のPCモニターには、店内を這いずり回る『それ』の主観映像が映し出されていた。
モニターを見れば『それ』の位置が分かる。
しかし、モニター越しに『それ』と目が合えば、次はお前が狩られる――。
狂った業務ルールに従い、朝まで生き残ることはできるのか。
絶対に見てはいけない、最悪の夜勤シフトが幕を開ける。