あらすじ

世界の端に、地図に載らない小さな宿がある。 そこへ辿り着けるのは、 旅に疲れた人、居場所を失った人、 そして――少しだけ立ち止まりたくなった人だけ。 宿の決まりは三つ。 滞在は三日まで。 名前を名乗らなくてもいい。 出発の日、灯りをひとつ置いていくこと。 宿を守るのは、無口な管理人リノ。 彼女はただ食事を出し、話を聞き、見送るだけ。 救うわけでも、答えを与えるわけでもない。 けれど訪れた人々は、帰る頃にはほんの少し前を向いている。 元勇者の青年。 魔法を怖がる少女。 それぞれの「終わりかけた物語」が、静かに動き出す。 これは、終わりの場所ではない。 また歩き出すための、途中の宿の物語。

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小説を読もう2026/03/26
  • 現在の作品世界のはしっこ、灯りの宿