あらすじ
「若くて可愛い彼女と暮らすから、お前は出ていけ」
財務省のエリート次長(自称)である夫から、不備だらけの離縁状を叩きつけられた伯爵令嬢セレスティーヌ。
悲しむどころか、彼女は内心で大歓喜してサインした。
(これでようやく、この無能なお荷物から解放される!)
実は夫の異例の出世は、完璧な政策案の作成から失言の揉み消しまで、すべて妻であるセレスティーヌの『裏の代筆と根回し』によるものだったのだ。
家を飛び出した彼女は、以前からその実務能力を高く評価していた冷徹な宰相ヴィクトルにスカウトされ、筆頭補佐官として華麗に再就職。最高の職場で甘やかされながら、その才能を存分に発揮し始める。