あらすじ

編集者の花山澪は、出張帰りの新幹線で推し作家・結城透と偶然同席する。 衝動で口から出たのは、「ファンレターの代筆をお願いしたい」という依頼。存在しない「読者」を騙って頼んだその手紙の"素材"を埋めていくうち、澪は気づく——自分が書いているのは、5年分の本音だと。 「あなたに似ていますね」 結城は気づいているのか、いないのか。嘘の構造が少しずつ透けていく中で、言葉を持てなかった女が、誰かの文体を借りながら、やっと自分の声を見つけようとする。 言えない人間の、遠回りな告白の話。

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カクヨム
カクヨム2026/03/26
  • 現在の作品推しの作家に、私のファンレターを代筆させてしまった件