あらすじ

「聖女様……いや。あんたに名前はあるのかい?」 半年間、誰にも聞かれなかった問いだった。 断罪の後、王子に選ばれたはずの聖女イリス。 けれど王子領は崩壊し、イリスは名前も呼ばれず治癒の光を注ぎ続けている。 治しても治しても、人が壊れる仕組みは——治せない。 同じ空の下、別の領で鐘が六つ鳴る。 リーゼロッテの領地では誰もが定時に帰り、笑顔で家路につく。 花束を持って通い続ける辺境伯と、定時後の静かな執務室。 定時の鐘は、届かない。 届かない場所にも、いつかこの音が届く日が来ればいい。 ※本編(N6958LY)の後日談です。 前半:聖女イリス視点/後半:リーゼロッテ視点の二部構成。ハッピーエンド。

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小説を読もう2026/03/26
  • 現在の作品【後日談】悪役令嬢として断罪される予定でしたが、領地のホワイト化に忙しいので定時後にお願いします