あらすじ
全十話です。
侯爵夫人であるエリーゼが亡くなった日に、夫であるハーゲンは短い結婚生活を思い起こした――。
伯爵令嬢エリーゼは恋に落ちた。自分より十七歳年上で、社交界では『変人』と言われている男ハーゲンに。
想いを止められず逆求婚をしたがすげなく断られてしまう。
病弱故に並大抵のことでは折れないエリーゼは果敢にアプローチを繰り返す。段々と距離が近くなり、最後は同情のような形で結婚をすることになる。
澄み切った春の日に、二人は祝言を挙げた。幸せだと呟くエリーゼを、ハーゲンはじっと見て胸中で吐露する。
――この結婚生活は、長く続かない。
◯病弱だけど底抜けに明るいエリーゼ×寿命が見える力を持つ色々と拗らせた苦労人ハーゲンの、五年間の物語。
※独自の世界として書いているので、桜が咲いたりします。お目溢しいただければ幸いです。