あらすじ
現在の家族との穏やかな日常を送りながらも、彼は時々、知らない誰かの声が呼ぶ夢を見る。
「琥太郎!!」
「お前は西條琥太郎だ」
ある日、クラスの女子に呼び出された琥太郎は、廃部寸前のボードゲーム部に半ば強引に誘われる。
そこでプレイしたのは、世界的に有名なボードゲーム《カタン》。
しかし――
やったことがないはずのゲームなのに、
サイコロの確率、資源の流れ、勝ち筋が、なぜかすべて頭の中に浮かんでくる。
気づけば、初心者のはずの琥太郎は圧倒的な戦略で勝利していた。
「……俺、昔これを誰かとやっていた気がする」
謎の記憶。
夢に現れる謎の声。
そして、盤上に蘇る天才的な思考。
ボードゲームを通して人の悩みを解き、過去の真実に近づいていく物語。