あらすじ

目が覚めると、豪華なシャンデリアの光る天井の下、ふわふわのおくるみに包まっていた。 ガチじゃん、私マジでお姫様になってるじゃん。一応ちゃんと私の転生要望聞いてくれたんだな、あのおじさん。 …けど私が望んだのはお姫様(概念)であって、お姫様(物理)じゃないんだよなぁ…。 私は本当は日本、いやせめて地球の人間社会でのお姫様的立場を望んでいたのだが、お互いに理解がすれ違ってしまったらしく、予想外に異世界の皇女として転生してしまった。 ま、それでも悠々自適お姫様ライフは約束されてるでしょ!と満足していたのだが。 「なんだ、まだ生きてたのか。」 ある物語で、実の兄に殺される予定の可哀想な皇女としての転生だった。 当然私は激怒した。 しかし、いくら納得いかないと喚いてももうどうにもならない。それなら自分がこれから生き残るため、できることをするしかない! 《現在のクエスト進捗度(0/5) ▶︎冷酷皇帝、テオドール・ヴァーレン・フェザニカに一週間続けて朝の挨拶をしよう!(0/7) ▶︎献身的な専属メイド、エマ・テイラーの好感度を80にしよう!(70/80) ▶︎エマ・テイラー以外のメイドを三人手懐けよう!(0/3) ▶︎皇帝の右腕、オスカー・アージェンティに可愛いと思われよう! ▶︎皇宮の中央庭園に花を植えよう!》 転生特典で得たものを駆使して、どうにか運命を変えようと奮闘していたら、いつの間に国を興して、いつの間にか魔王にまでなっていた話。 「エルリア様、西の防衛戦線にて近隣の国の盗賊が攻め入ってきたようです。」 「クローディアとブルースにすぐに向かわせて頂戴。一般市民には被害が及ばないようにね。」 「エルリア様!フェザニカの皇帝が来訪してきたのですが…」 「お兄様が?今は忙しいから一旦帰ってと伝えて」 「それがエルリア様に会うまでは絶対帰らないと。」 「エル、お兄様が会いに来たぞ。あぁ、相変わらず天使のように愛らしいな我が妹は!」 私マジで何やってんだろう。

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小説を読もう2026/03/26
  • 現在の作品悠々自適のお姫様ライフを目指していたはずが、生き残るためにクエストをクリアしまくっていたらいつの間にか魔王になっていた