あらすじ
大陸歴1312年。
グラントリノ大陸東方に位置するオルターニア王国は、西方国境において隣国ノイマール王国の侵攻を受けた。
ノイマール軍は南北二方面から国境線を突破し、オルターニア王国は即座に迎撃の軍を発する。
南部戦線では、オルターニア王国伯爵バイルエイン家を中心とする諸侯の私兵団が会戦に勝利し、敗走するノイマール軍を国境線へと追撃していた。
しかし、国境に連なる山地の隘路において、バイルエイン家の軍勢はノイマール軍の殿軍と遭遇する。
狭隘な地形と、覚悟を決めた敵兵を前に、戦線は一時膠着する。
それを打破すべく、バイルエイン家の女騎士ティアニーダ・バイルエインは、
敵軍を率いる同じく若き女騎士、アレクシア・ノーフォートと相対することになる。
この出会いが、戦争の行方のみならず、大陸全土の運命を大きく揺るがすことになるとも知らずに。