あらすじ
ティリエル王の兄、ラルクは王家を守るための闇稼業を生業としている。それは代々の王の第一子の務め。王国開闢(かいびゃく)からの守護精霊との契約だった。
見返りは大精霊による国境の守護。
条件は契約そのものを公開しないこと。
どの国も掃除屋とは雇用や隷属を介したものであり、王族みずからが手を汚すことはない。すなわちティリエルの【掃除屋】は、二重の意味で極秘事項だった。
よって、代々ティリエル王室の第一子は生涯未婚を貫いてきたのだが。
ある夜、若き国王セインは異母兄ラルクに見合いを持ちかける。
「兄上、お願いです。そろそろ身を固めませんか」
それまで淡々と仕事に邁進していたラルクは?
弟王が見合いをすすめてきた、遠国から追放されたという令嬢の正体は?
世間から隠れていたい王兄と、運命を見つけてしまった令嬢(つよい)の物語。
残酷描写はありません。登場人物紹介を除けば全20話で完結。
ハッピーエンドです。
※小説家になろうでも投稿しています